京都の歴史的なまちなみの伝統的建造物群保存地区内に建つ木造在来軸組み工法の旅館です。
外壁は、微弾性リシン吹付、化粧木部には、自然系木部用浸透型着色材を使用し古民家をイメージした外装になっています。
各室それぞれこだわった内装仕上げとなっており、全ての枠を繊細な和室などで用いられてきた「八掛」と呼ばれる形状にして、床に無垢フローリングと名栗フローリング、竹材を使用した和モダンな空間の部屋としています。
木製サッシ、透かし彫り欄間を使用した鏡枠、テーブル、障子、壁紙には和紙を使用し、窓から八坂ノ塔(法観寺)と京都の趣あるまちなみを眺めることができ、訪れた人をほっと和ませる空間になっています。
構造 | 木造 |
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規模 | 地上2階建て7室 |
延床面積 | 572.82m² |
設計 | (株)一級建築士事務所未来舎 |